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英語教室には通っているけど・・・どうする自宅での学習?

英語圏で英語を学ぶ場合は別として、日本のようなEFL環境で週に1回程度のレッスンで英語習得に成功するかどうかは、家庭学習がカギです。クラス時間の他にどれくらい英語に取り組むかが英語習得の成功の秘訣と言ってもいいでしょう。学習者さんに自学自習の大切さを理解してもらって、どのような方法が適しているのかを一緒に探ってみるといいでしょう。

家庭学習写真

ライフスタイルと好みにあったものを

クラスでのface-to-faceの指導はもちろん大切ですが、EFL環境での英語指導者の大切な役割の一つは、いろいろな要素を考慮して、クラスの外での自学を提案し継続させることでしょう。グループレッスンでは共通の教材を使うことが多いですが、家庭学習は各自のニーズや好みにあわせて英語に触れるいい機会です。それぞれの学習者さんの現在のレベルと目的、目的達成のためになにをしたらいいか、クラス以外にどれくらい英語に時間を使えるか、弱い部分をどうを補えばいいか、そしてどんな媒体がいいかなどが考慮材料でしょうか。

最近のコースブックにはオンラインの教材があり、紙媒体以外でも学べるblended learningができるものが多くなりました。またYouTubeなどを視聴して一人で教材以外から手軽に学ぶこともできます。その一方で、仕事でコンピュータを使うので仕事以外ではパソコンは使いたくない、英語は従来のように紙と鉛筆を使って手で書きたい、読んだことややったことが目に見えるほうがいいと言う学習者さんも少なくないです。それぞれにあった方法と内容を提案したいです。

長続きのために

忙しい大人はよほどの動機付けや、進歩している実感がないとクラスでの学習さえ長続きしません。クラス以外の時間を英語に使うようにするのはさらに難しいことですが、一度習慣になって、楽しい内容で飽きないように工夫すれば、長続きすることが多いです。仕事の都合や学校行事で自学の時間が取れないことがあるかもしれませんが、たとえ中断しても再開するように励まし、クイズのような軽い教材や目先の変わった内容を用意することで乗り切ることができます。また新しい目標を考えて少しずつでも上を目指すよう求めるのも大切です。

ワークブック

コースブック付随のワークブックを宿題に出す先生がいるかもしれませんが、その場合には一人で無理なくできるかどうかがポイントになります。なにをしたらいいのかがわからないような内容の場合には、クラスの時間内にやったほうが無難でしょう。特に子どもの場合は、保護者に”うちの子は習ったことがわかっていない”という印象を与えてしまいますし、大人でも難しいとやる気と自信を失いかねません。そういうワークブックでもレッスン中の英語の雰囲気で、先生と一緒なら難なくできるものが多いです。クラス時間内にワークブックをやると、生徒一人ずつと会話する時間を作り出せますし、簡単な個別のチェックができます。いずれの方法にしても、教材を選ぶときには、自学自習ができる教材かを考慮に入れて選ぶといいでしょう。

子どもの宿題とご褒美

子どもたちもとても忙しく、ゲーム,テレビ、インターネット、読書など魅力的なものがたくさんあります。スポーツクラブやその他の習い事の合間をぬって英語クラスに通ってくることが多く、家庭での勉強時間が大きく減っている感じがします。ですから家庭学習は、一人で簡単にできて短時間で終るものを出すことが望ましいでしょう。移動中の車の中で聞けるCDや、見本を見て学習中の単語や文章を書き写すことは簡単で効果的です。日本語を書くときには四角いマスに納まるように指導されているので、四線の上に正しく書くことや、単語と単語の間を一文字分あけること、文章を書く時のルールも、中学入学までに習慣づけておきたいです。

宿題を終らせてきたら、スタンプを押し、スタンプがたまったらなにかをあげる方法を試したこともありますが、集中してやったものの目的が達せられたとたんにやらなくなった子どもがいました。また、ご褒美そのものに魅力がない場合は、あまり効果がないのでしょう。きれいに書けたとか、がんばったねなどの言葉かけと、スタンプ、シール、先生のサインなどでやってきた努力を認めることで充分だと思います。

宿題をやらない場合

人にはいろいろな事情がありますし、その人の持つ時間の使い方や英語に費やすエネルギーの大きさもそれぞれ違います。英語クラスに通うだけで精一杯で、宿題までやる余裕がないのかもしれません。どうしてやらないのか、どうしたいのかきいてみると解決策が見つかる可能性もあります。大人もそうですが、子どもの場合は特に、毎回宿題を出すことが大事で、宿題を出したり出さなかったりすると、忘れやすようです。

どのような方法にしても、学習者さんがクラス以外にも楽しく英語に時間を使うことで、結果に大きな差が出るのは明らかです。多様化時代の指導者は、常にアンテナを張って新しい情報を持ち、どういう内容がふさわしいかを考えて様々な提案ができるカウンセラーやファシリテーターのような役割も求められるでしょう。

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