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ヨーロッパにおけるハロウィン

10月31日はハロウィン。日本でもすっかりおなじみの文化イベントになりましたね。

クロス-Eではハロウィンに関する考えやご意見、ハロウィンの楽しみ方、ハロウィンの思い出・・などを数回にわたって連載していきます。

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欧州におけるハロウィンの受け取られ方

私は国際結婚をしてフランスに在住していますが、こちらでも近年「アメリカから輸入された」お祭り文化としてのハロウィンが、主にファミリー世代、そして若者世代を中心に定着しつつあります。

ハロウィンの起源と変遷

もともとハロウィンは、欧州に広く分布していたケルト人のお祭り「サウィン祭」に起源を発しています。彼らにとっては「大みそか」のような日であり、旧年と新年とが隣接する時期には「あの世」と「この世」も互いに接近し、亡くなった祖先の霊や妖精の住む世界が私たちの住む世界とまじりあう・・・というイメージが持たれていました。フランスにおいては11月1日が万聖節という祭日になり、祖先のお墓参りをするお盆のようなしきたりになっていますが、これはサウィンの名残と言ってもいいでしょう。

カエサルのガリア征服から中世をとおして、ケルト系の文化は欧州全体からは廃れましたが、西部の英諸島などを中心に、カトリック系の文化に組み込まれるようにして生きながらえてきたものも存在します。ハロウィンもそのひとつで、これはケルト的ルーツを色濃く持つアイルランド人によってアメリカへ持ち込まれ、そこで近代を通して現在のような「おばけモチーフを使ったお祭り」という風に発展していきました。

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もともとは古代ヨーロッパ起源をもつお祭りではありますが、現代の楽しみ方を見る限りは、ハロウィンはアメリカ的なお祭りと言えるでしょう。

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小さな子供たちが一生懸命に怖いお化けの仮装をして家々を訪問しお菓子をもらう、というのは一見かわいらしい習慣です。私も一度、お母さま方に付き添われて練り歩いている幼稚園児のグループを見て破顔した経験がありますが、これは訪問する側・される側の了解があり、安全が確保されているので許容される風景です。ですがこれが一般化しているアメリカと違い、いきなりの訪問を受け付けるにはどうしても抵抗を感じてしまう・・・と言うのが欧州の正直な感覚でしょう。日本人である私もまた、同様の意見を持っています。

近年は、ハロウィンの時季に前後して仮装をした若者が通行人を脅して喜ぶ、という悪趣味なビデオがネット上に流通した経緯があり、はっきりいって好感はあまり持たれていません。

それでも日本同様、フランスにもハロウィンモチーフのかわいらしい雑貨やデコレーションが多く売られるようになりました。マーケティングの観点では歓迎されているようですね。我が家ではアメリカ的ハロウィンパーティーはしませんが、子供や家族のために、大好きなカボチャをメニューに取り入れてのハロウィンディナーはぜひとも敢行するつもりでいます。

 

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