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小学生の英語指導の基本 その2

小学生の英語指導の基本 その2

リスニングの力をつける単語の練習法

前回のコラムでは小学生の英語指導の基本のひとつとして、歌の効用と歌をリスニングの素材として扱う方法について書きました。

2回目はリスニングのアクティビティーを紹介します。

私のクラスでは疑似的にサイレントピリオドを作り出して、新しく学ぶ単語はすぐに発音させないように工夫しています。

以下は少人数はもちろん、人数が多いクラスでもできるリスニングのアクティビティーです。

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Pointo to・・・

新しく教える単語は、まず絵を見せてから音をきかせてボードなどに貼ります。そして全部貼り終わったら、”Point to the ・・・”のように言います。

生徒たちは席に着いたまま遠くから絵を指さします。貼った絵の端からではなくランダムにいい、全部の絵を終えます。

できれば、単語が書かれたカードを絵の下に貼るといいです。この後、生徒をひとりかふたり、前に呼んで、指さし棒などで指すのも緊張感があっていいです。

What number is・・・?

ボードに貼った絵に順番に1から番号を振ります。そして”What number is the・・・?”のように質問します。生徒は番号で答えます。

Yes No Game

絵についてIs number one a ・・・?と質問します。生徒はYes,it is/No, it isn’tで答えます。

Which is the ・・・、number one or three?

これも番号を振った絵について質問します。生徒は”Number 7″のように答えます。

Listening Bingo Game

ビンゴゲームをします。生徒一人か二人に1セットの絵カードが必要です。

ランダムにコールしますが、コールするときに生徒には先に絵を見せず、英語を聞かせてから絵を見せるようにします。この順序が逆になると絵を見て分かってしまうので

音に集中しなくなることもあるので注意します。また先生が言った単語を繰り返すように言わないことも重要なポイントです。

Do You Have・・・?

生徒は好きなカードを5枚選びトランプのように広げて手に持ちます。先生は”Do you have・・・?”といってカードを一枚ずつコールします。

言われたカードを持っている生徒はYes,I doといって下に置きます。ない生徒は”No,I don’t”と言います。

残り2枚になるまでコールします。早くなくなった生徒が勝ちます。

Bongo Game・・・

ビンゴゲームのように切り離した絵カードを使わずに全員が同じ並びの絵を使います。

生徒は決められた数のおはじきやチップを好きな絵の上に置きます。9-10枚の絵なら、4個くらいがいいでしょう。

先生はビンゴゲームと同様にして絵を見せずに単語をコールし、確認のために絵を見せます。生徒はコールされた絵にチップが置いてあったら取り除いていき、全部取り除いたら

“Bongo!”と、言います。ビンゴゲームと同様に単語が2枚残るまでコールします。

Show Me・・・

生徒は先生が言う単語の絵を手に取って見せます。

1枚の絵だけでなく、Show me・・・and・・・のように言うのもいいでしょう。

Put them in order・・・

3枚の絵を続けて2回コールします。1回目は普通の速さで、2回目を少しゆっくり目に言い、ボードに順に貼ります。

生徒は聞こえた順に机の上に絵カードを左から右に並べ、ボードを見て確認します。なれたら4枚に増やします。

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リスニングは集中力が必要で疲れるアクティビティですので、あまり長くやらない方がいいでしょう。

私のクラスでは時々保護者の皆さんにアンケートに答えてもらいますが、以前に幼稚園児のお母さんから、「(うちの子の)twelveの発音がうますぎる」

というコメントをもらったことがあります。このお子さんはとてもおとなしく、ほかのお子さんと違ってすぐに英語がでてこないのですが、聞いてみるととてもいい発音が身に付いています。

これとは反対に、ネイティブの先生に幼稚園の時から英語を習っていた低学年のお子さんが私のクラスに入ってきたときに発音がそれほどよくないので不思議に思ったことが何度もあります。

私のクラスで学んだ単語はいい発音で言えるのですから、その子自身の問題ではないことは確かです。

一方で、英語圏で現地校に通った帰国子女は、英語に慣れるまで英語を全く話さずに現地の子供たちと遊んだり学んだりします。このサイレントピリオドの期間は、早い子で3か月くらい、遅いと1年くらいかかるそうです。

英語教室と違って”Repeat after me”と言われることもないです。ですから擬似的にクラスにサイレントピリオドを作り出してすぐに発音させなければ、もしかしたらいい発音が身に付くのではないかと思ってリスニングのアクティビティーを先にするようにしています。

特に英語の音に慣れていない時期にはすぐに耳慣れない音を発音させないことだと考えています。

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