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メルボルン市の公共交通など

メルボルン(オーストラリア)の公共交通事情

メルボルン市郊外のBrightonというところに冬休み中に滞在したので、メルボルン市の公共交通などについて書きます。

メルボルン市には、tram, train, busの3つの公共交通があり、tramは観光客も楽しめる乗り物として有名ですので、ご存知の方も多いと思います。この他に、空港と市内を結ぶSkybusというバスのサービスがあります。

Skybus

空港とメルボルンのターミナルのSouthern Cross Stationを結ぶこのバスは、空港の到着ロビーを出たすぐの場所から出発します。10分間隔で運行されるそうで、すぐに次のバスが来て待っています。次のバスが2階建てバスだったりすると、たとえ1台のがしてもなんとなく嬉しくなります。チケットカウンターも乗り場のすぐ近くにあり、簡単に買えます。一般車用の駐車場は遠いので、出迎えの車に乗るよりもSkybusのほうがずっと便利です。こういうサービスを体験して帰国すると、成田空港から出発する電車を逃した時の落胆が一層大きくなります。

Myki(マイキー)

メルボルン-1

メルボルン市内で使える、tram, train, bus共通のカードで、とても便利です。tramは市の中心部にはfree zoneというのがあり、無料で乗り降りができます。このような無料のサービスが2020年の東京オリンピックを機に日本の主要都市でも提供できるようになるといいと思います。

Train

メルボルン2

市中心部の駅は他の都市と変わらないのですが、郊外の駅をいくつか利用して驚いたことがあります。それほど田舎ではないのに無人駅があるのです。出入り口付近に機械があって、乗り降りの際にMykiでタッチして入ります。JRの改札口とは違って、料金不足の時に音を出して閉まる狭いゲートのようなものはないのです。

アナウンスは機械に録音されていて、乗客がタッチすると次の電車の案内を流してくれます。次の駅の表示板がなく、どちらが市内行きでどちらが郊外行きの電車かがわからないのですが、ボタンを押して聞くとどちら行きのホームなのかがわかります。現地の人もよく聞いていて、聞いてから反対側のホームに移動していくのを時々見ました。

電車のドアは自動で開かないので、乗り降りする時にはドアにある黄色い開閉ボタンを押す必要があります。閉まるのは自動です。日本でも雪国の電車のドアは自分で開けるときいたことがありますし、以前にロンドン郊外の電車でも同じような経験したことがあります。この方法は不必要なドアが開かないので外気が入り込まず、車内の温度を保つためにとてもいいと思いました。帰国してから成田空港からの電車が、通過列車待ちのために、5分もドアが開いたままでとても寒かったので、この手動ドアのよさを思い出しました。

メルボルン3

車椅子の人は、ホームにあるboarding pointで待っていると車掌が介助してくれるシステムになっているそうです。乗車するところは見ませんでしたが、車椅子と電動スクーターに乗った2人のご老人が連れ立ってホームの最後尾のboarding pointまで移動しているのを見ました。写真の表示は改札を入ったすぐのホームに表示してあり、車椅子への配慮が感じられました。JRでは駅員が板のようなものを持って手伝ってくれるシステムになっていますが、メルボルンの方法は自立度が高くていいと思いました。

自転車

日本では見られない光景ですが、週末には電車の中に自転車をそのまま持ち込む人が結構いて、ちょっと驚きました。出入り口付近には座席がなく、ドアの脇に自転車といっしょに立っていても迷惑にならないくらい車内が広いので可能なのでしょうか。以前アメリカで、バスの後ろに自転車を乗せて走っているのを見たことがありましたが、日頃から自転車をよく利用する者としては、電車に持ち込めるのが羨ましかったです。

メルボルン4

ちなみに道路にある自転車レーンはとても広く、駐車している車があっても脇を余裕で走れるくらいの巾がありました。国の大きさが違うので日本で同じことを実行するのは無理かもしれませんが、頭を切り替えて歩行者や自転車にもっと優しい街になるといいですね。

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