スポンサードリンク

コンピューターで英語習得の時代に・・・。

コンピューターで英語習得の時代に・・・。

ict1

「○○は英語でなんて言うの?」の質問に困ることがたくさんあります。

たとえば、その季節に咲いている花の名前だったり、子供たちから聞かれるマイナーな虫(ウミウシ、オニヤンマ、ダンゴムシなど)の英語です。

特に春は、毎年聞かれている花の名前も思い出せずに、いつも調べて、 蝋梅(ロウバイ)は”wintersweet”,ハナミズキは”dog wood”だったと思い出します。

覚えた単語は書き留めるようにしているのですが、最近では書き留めたことさえ思い出せないこともあります。

そんな私を大人の生徒さんは優しく受け止めてくれますが、子供たちからは「英語の先生でしょう!」とお叱りを受けます。

ネイティブ講師に「だんご虫」は”pill bug”とか”roly-poly bug”と言うんだと聞きました。roly-polyは「ずんぐりした人/物」という意味で、日本の「起き上がりこぼし」は、roly-poly toyと言うんだそうです。

英語学習ロボット登場!

musio

先日、AI(人工知能)の英語コミュニケーションロボット”Musio”や”ICT(Information and Communication Technology 情報通信技術)”を使った英語教育についての講演会に参加しました。

“Musio”は人間が話した内容を推測した受け答えができ、かなり自然な会話が成り立つこと、また、ICT教育では学習全般において苦手な部分への課題を判定し、適切な問題を出すことができるのを目の当たりにしました。

コンピューター将棋を見ても分かるように情報量、知識の面では人間はコンピュータ-に太刀打ちできない時代になりました。

「先生」という職業もコンピューターの影響を受ける時代が来ています。あと25年以内に人間の仕事の47%はコンピューターやロボットがとって代わる、と言われていますが、「消える確率が高い職業」にスポーツの審判やバーテンダー、私が過去あこがれていたクロス職人までもが入っているそうです。英語に関して言えば「通訳」はコンピューターの影響を受けやすい職業になるといわれています。

コンピューターがタッチできない部分

こういう時代に「教室に通う意味」と「人間にしかできない部分」は何なのか、を考えました。「教室に通う意味」は、文化も言語も違うネイティブ講師との本物の交流、日本人講師とは英語を学習してきた者としての経験、感動の共有、クラスメートと一緒に学ぶ環境といった英語の習得だけではない部分を大切にすること。また、「人間にしかできない部分」は、例えば「ウミウシ」をPCで検索することは簡単ですが、その場で一緒に調べてnudibranchとかsea slug(海のナメクジ)っていうんだ、と講師と共感しながら学ぶこと、つまづいている生徒さんには適切なステップを踏んで励まし、できるように導くこと、やる気がなくなっているときには学習に積極的になれるきっかけを作ること。

そういった部分は機械に負けてはいない、と思いました。

ICT教育で英語力は確実に上がると信じています。でも、ICT教育がさらに進む時代の中でも、人との交流を通して身につける「言葉」と言う部分を大切に残していきたいと思いました。

知らない単語を学ぶのも、ただ調べるよりも、そのことについて話した状況が記憶として残ります。

ネイティブ講師に日本の学校の話題で”モンスター・ペアレント”について話していると、英語では”Helicopter parents/ Helicopter mom”という言葉があると教えてもらいました。

ヘリコプターのように上空から子供をいつも監視していて、何かあればすぐに降りてくるということから、過保護の親を指すそうで、また別に”soccer mom”と言えば「教育熱心な親」という表現などいろんな国で似た表現があることに盛り上がりました。

こうした人との会話でコミュニケーションって楽しく豊かなものになりますよね。

ライター紹介

辻井清江氏 東京パスポート学院講師

2歳からシニアまで幅広い学習者が通う語学学校、

東京パスポート学院(東京・立川市)で

講師、日本人コーディネーターとして多忙な日々を送る。

TESOL(英語を母国語としない人への英語教師資格)の他、

英語教育資格を多数保有。

東京パスポート学院のHPはこちらです。

http://www.gakuin.co.jp/

 

 

お問い合せはこちら

スポンサードリンク